
フレイル予防はウォーキングから!
どれくらい歩いたら良いの?
健康づくりのために、ウォーキングすると効果があるとよく言われますが、最新の研究結果から、単に歩数を増やすだけでは効果がなく、また、歩きすぎると健康に良くないことが分かってきました。
健康づくりに役立つウォーキングは、ウォーキングする中で、「中強度※」の歩数時間がどれくらい含まれているかが重要です。
※この場合の中強度とは、大股で歩く・何とか会話ができる程度の早歩き・うっすら汗ばむ程度の早歩きなどを指します。
どのようなウォーキング方法が病気の予防になるの?
東京都健康長寿医療センター研究所の青柳幸利博士は、群馬県中之条町での20年にわたる研究を経て、最適なウォーキングの方法と病気の予防効果を明らかにし、多くの病気を予防できるのは1日当たりの平均歩数が8,000歩で、その中に早歩きを20分以上行うことが効果的だと導き出しました。
1日の歩数と早歩き時間の目安
【出典】地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター 運動科学研究室長 青柳幸利 より一部抜粋
※協力:株式会社健康長寿研究所 http://kenju-jp.com/
※1日の歩数と速歩き時間は、1日の合計で大丈夫です。歩数は、ウォーキングをした時の歩数だけでなく、買い物や家の中で無意識に歩いた歩数も含みます。
ウォーキングを続けるためのコツ
1.活動記録を見える化する。
2.一緒に歩く仲間を見つける。
5人以上でウォーキングするなら、のおがた元気ポイントにも参加を!
3.「足踏みでもOK」と軽く考える。
4.外出頻度や外出時間を増やしてみる。
5.毎日続けなくても大丈夫。
<こんなことに注意!>
・起床後、就寝前の1時間以内のウォーキングは避けるようにしましょう。
・歩きすぎは膝や足に負担をかけてしまうことがあります。「ほどほど」に歩く習慣を目指しましょう。
・翌日に疲労が残らない程度に、無理のないよう楽しく取り組みましょう。
健康長寿課 高齢者支援係(地域包括支援センター)
電話:0949-25-2391 FAX:0949-24-7320 このページの内容についてメールで問い合わせする