フレイル予防はウォーキングから!

更新日 2025年03月17日

どれくらい歩いたら良いの?

健康づくりのために、ウォーキングすると効果があるとよく言われますが、最新の研究結果から、単に歩数を増やすだけでは効果がなく、また、歩きすぎると健康に良くないことが分かってきました。

健康づくりに役立つウォーキングは、ウォーキングする中で、「中強度※」の歩数時間がどれくらい含まれているかが重要です。

※この場合の中強度とは、大股で歩く・何とか会話ができる程度の早歩き・うっすら汗ばむ程度の早歩きなどを指します。

中強度って何?

どのようなウォーキング方法が病気の予防になるの?

東京都健康長寿医療センター研究所の青柳幸利博士は、群馬県中之条町での20年にわたる研究を経て、最適なウォーキングの方法と病気の予防効果を明らかにし、多くの病気を予防できるのは1日当たりの平均歩数が8,000歩で、その中に早歩きを20分以上行うことが効果的だと導き出しました。

1日の歩数と早歩き時間の目安

1日の「歩数」・「中強度の歩行」と病気予防の関係

【出典】地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター 運動科学研究室長 青柳幸利 より一部抜粋
※協力:株式会社健康長寿研究所 http://kenju-jp.com/


※1日の歩数と速歩き時間は、1日の合計で大丈夫です。歩数は、ウォーキングをした時の歩数だけでなく、買い物や家の中で無意識に歩いた歩数も含みます。

ウォーキングを続けるためのコツ

1.活動記録を見える化する。

   ふくおか健康アプリの活用を!

2.一緒に歩く仲間を見つける。

   5人以上でウォーキングするなら、のおがた元気ポイントにも参加を!

3.「足踏みでもOK」と軽く考える。

4.外出頻度や外出時間を増やしてみる。

5.毎日続けなくても大丈夫。

<こんなことに注意!>

・起床後、就寝前の1時間以内のウォーキングは避けるようにしましょう。

・歩きすぎは膝や足に負担をかけてしまうことがあります。「ほどほど」に歩く習慣を目指しましょう。

・翌日に疲労が残らない程度に、無理のないよう楽しく取り組みましょう。

このページの作成担当・お問い合わせ先

健康長寿課 高齢者支援係(地域包括支援センター)

電話:0949-25-2391 FAX:0949-24-7320 このページの内容についてメールで問い合わせする