
転倒に気をつけよう!
高齢者の介護が必要となった主な原因の一つに「骨折、転倒」があります。
骨折・転倒の予防に取り組みましょう。
直方市のデータを見てみましょう!
介護のお世話になっていない人を一般高齢者とした場合、約3割の人がこの1年で転倒経験があります。
また、歩行能力が低くなる要支援者では6割以上と、一般高齢者の2倍の転倒の経験があります。
転倒を繰り返すことで、転倒への不安が強くなり、閉じこもり傾向となります。
出典:介護予防・日常生活圏域ニーズ調査 調査結果報告書(令和5年3月)
転倒は自宅内で起きている!
消費者庁から、「転倒事故の約半数が住み慣れた自宅で発生しています」と注意喚起されています。
自宅内でも転倒することのないように普段から心がけましょう。
転倒によるけがは「頭」「顔・首」の「擦過傷、挫傷、打撲傷」が多くなっていますが、次いで「脚・足」の「骨折」も多く、骨折をした場合は要入院となる高齢者が76%に上るなど、転倒事故によって深刻な状況を引き起こすことが分かりました。さらに、高齢者の自宅内での転倒事故には、下記のような特徴がありました。
転倒事故の発生場所
■浴室・脱衣所 ■庭・駐車場 ■ベッド・布団 ■玄関・勝手口 ■階段転倒事故の状況
■滑る ■つまずく ■ぐらつく ■ベッド等から移動時に ■引っ掛かる。
引用:消費者庁注意喚起「10月10日は「転倒予防の日」、高齢者の転倒事故に注意しましょう!~転倒事故の約半数は住み慣れた自宅で発生しています~」(令和2年10月8日)
お家の中を見直しましょう!
転倒予防として、以下のような点を注意しましょう。
・コードの配線は歩く導線を避ける。壁をはわせるか、部屋の奥にまとめる。
・引っ掛かりやすいカーペットやこたつ布団は使用しない。めくれやすいカーペットの縁は目立つテープを貼って固定する。
・床に物を置かない。
・1~2cmの段差はつまずきやすいので、スロープを付けるか、目立たせて視認性を高める。
・手すりを付ける。
・転倒の原因になる滑りやすい靴下やスリッパは使用しない。
・足元がよく見えるよう照明を明るくする。
・階段にすべり止めを付ける・視認性を高める。
引用:政府広報「たった一度の転倒で寝たきりになることも。転倒事故の起こりやすい箇所は?」(令和3年6月21日)
各種資料
市役所5階51番窓口にて配布しています。
リーフレットは下記をご活用ください。
健康長寿課 高齢者支援係(地域包括支援センター)
電話:0949-25-2391 FAX:0949-24-7320 このページの内容についてメールで問い合わせする