転倒に気をつけよう!

更新日 2025年03月17日

高齢者の介護が必要となった主な原因の一つに「骨折、転倒」があります。

骨折・転倒の予防に取り組みましょう。

直方市のデータを見てみましょう!

介護のお世話になっていない人を一般高齢者とした場合、約3割の人がこの1年で転倒経験があります。

また、歩行能力が低くなる要支援者では6割以上と、一般高齢者の2倍の転倒の経験があります。

転倒を繰り返すことで、転倒への不安が強くなり、閉じこもり傾向となります。

過去1年間で転んだ人の割合

出典:介護予防・日常生活圏域ニーズ調査 調査結果報告書(令和5年3月)

転倒は自宅内で起きている!

消費者庁から、「転倒事故の約半数が住み慣れた自宅で発生しています」と注意喚起されています。

自宅内でも転倒することのないように普段から心がけましょう。

転倒によるけがは「頭」「顔・首」の「擦過傷、挫傷、打撲傷」が多くなっていますが、次いで「脚・足」の「骨折」も多く、骨折をした場合は要入院となる高齢者が76%に上るなど、転倒事故によって深刻な状況を引き起こすことが分かりました。さらに、高齢者の自宅内での転倒事故には、下記のような特徴がありました。

転倒事故の発生場所
■浴室・脱衣所 ■庭・駐車場 ■ベッド・布団 ■玄関・勝手口 ■階段

転倒事故の状況
■滑る ■つまずく ■ぐらつく ■ベッド等から移動時に ■引っ掛かる。

引用:消費者庁注意喚起「10月10日は「転倒予防の日」、高齢者の転倒事故に注意しましょう!~転倒事故の約半数は住み慣れた自宅で発生しています~」(令和2年10月8日)

お家の中を見直しましょう!

転倒予防として、以下のような点を注意しましょう。

・コードの配線は歩く導線を避ける。壁をはわせるか、部屋の奥にまとめる。

・引っ掛かりやすいカーペットやこたつ布団は使用しない。めくれやすいカーペットの縁は目立つテープを貼って固定する。

・床に物を置かない。

・1~2cmの段差はつまずきやすいので、スロープを付けるか、目立たせて視認性を高める。

・手すりを付ける。

・転倒の原因になる滑りやすい靴下やスリッパは使用しない。

・足元がよく見えるよう照明を明るくする。

・階段にすべり止めを付ける・視認性を高める。

引用:政府広報「たった一度の転倒で寝たきりになることも。転倒事故の起こりやすい箇所は?」(令和3年6月21日)

各種資料

市役所5階51番窓口にて配布しています。

リーフレットは下記をご活用ください。

骨粗鬆症財団作成「転倒予防のために安全な住まいづくりを」のリーフレット1骨粗鬆症財団作成「転倒予防のために安全な住まいづくりを」のリーフレット2

消費者庁「毎日が#転倒予防の日~できることから転倒予防の取り組みを行いましょう~」1消費者庁「毎日が#転倒予防の日~できることから転倒予防の取り組みを行いましょう~」2


このページの作成担当・お問い合わせ先

健康長寿課 高齢者支援係(地域包括支援センター)

電話:0949-25-2391 FAX:0949-24-7320 このページの内容についてメールで問い合わせする