
メッツをめやすに、運動を+10(プラステン)
メッツってなに?
メッツ(METs)は、身体活動の強さを表す単位です。
運動で消費するカロリーが、安静にしているときの何倍になるかを表しています。
ふだん体を動かす量はどれくらいかを確認し、今より少しでも増やすことを目指しましょう!
どれくらい必要?
65歳以上の基準は、「1週間に10メッツ・時」です。
(1メッツの活動を1時間行うと、1メッツ・時になります。)
散歩をしたり、特別な運動をしたりするイメージがあると思いますが、「日常生活(家事や買い物、趣味を含む)」をしっかり行うことも運動です。
今よりも毎日「10分多く行う」など、活発な日常生活を過ごしませんか?
どんな予防効果があるの?
活発に体を動かすことで、糖尿病、心臓病、脳卒中、がん、ロコモティブシンドローム、うつ、認知症などのリスクを下げることができると、厚生労働省が発表しています。
メッツ表
厚生労働省運動・生活活動のメッツ表一部抜粋。
引用:大分県地域の介護予防活動支援マニュアル「活発な日常のススメ~まずは衰えのサインを見逃すな!~」
掃除1時間と歩行1時間は同じ運動量!
レベルアップ:さぁ、「メッツ・時」を計算しましょう!
「メッツ・時」の計算方法
強度(メッツ)に実施時間(時)をかけると、身体活動の量(メッツ・時)が分かります。
【例】
★普通の速さで1時間歩いた場合
3.0メッツ×1時間=3.0メッツ・時
★犬の散歩を30分行った場合3.0メッツ×0.5時間=1.5メッツ・時
<実施時間を分で計算すると>
3.0メッツ×30分÷60=1.5メッツ・時
「1週間に10メッツ・時」になるには?
「1週間に10メッツ・時」の例
★30分の散歩を週2回→3.5メッツ・時
★10分の掃除機かけを週2回→1.1メッツ・時
★モップかけを毎日5分→2.0メッツ・時
★風呂掃除を毎日3分→1.2メッツ・時
★ラジオ体操第1(3分)を毎日→1.4メッツ・時
★ストレッチを毎日3分→0.8メッツ・時
合計10メッツ・時
詳しいメッツはこちらを参照ください
健康長寿課 高齢者支援係(地域包括支援センター)
電話:0949-25-2391 FAX:0949-24-7320 このページの内容についてメールで問い合わせする