
直方市の下水道について
下水道の役割
現代の生活は、昔と違いずい分便利になっています。その反面、洗剤の使用等により人口が密集すればするほど河川等が汚れ、水質の悪化や水環境の悪化が問題となりました。
大都市等では、特に昭和30年代に社会問題となり、川や海から生物がいなくなるところもありました。その後、これらの大都市では、下水道の整備が積極的に行われ、現在ではほぼ100%の普及率となっています。このため、東京の隅田川や北九州の紫川は見違えるほど水質が改善し、都会の中でありながら以前のような豊かな生態系をとりもどしつつあります。
下水道利用者のメリット
下水道へのつなぎ込が行われると、生活雑排水が身近な水路などに流れなくなります。これによりドブの悪臭やハエや蚊の発生、感染病等のまん延を防ぎ清潔で美しいまちになります。
水洗トイレが使えるようになり子どもやお年寄りでも安心して使え、悪臭などから解放され衛生的で快適な暮らしがおくれます。
また、川や海がきれいになり美しい自然が守られます。
直方市の下水道
直方市が進めている下水道施設は、それぞれ地域の特性ごとに公共下水道施設、農業集落排水施設、地域汚水処理施設などがあります。
特に、市は公共下水道事業を推進しており、福岡県と近隣の宮若市や小竹町と『遠賀川中流流域下水道事業』により、処理場や主要汚水幹線を共同で整備しています。
また、これらの施設を利用できない地域(※)などを対象に、合併処理浄化槽設置への補助金を交付しています。
※下水道法で規定される公共下水道の認可区域へは、浄化槽の補助金は交付できません。認可区域とは、概ね5年~10年以内に公共下水道の整備が予定されている区域のことです。
公共下水道
市内の約9割の方を対象とした下水道事業で、現在順次整備を進めています。
直方市農業集落排水施設
市内の一部農村を対象とした下水道について掲載しています。
コミュニティプラント(汚水処理施設)
直方市内のコミュニティプラント事業について掲載しています。
合併処理浄化槽設置整備事業
市内の宅地への合併処理浄化槽設置補助金について掲載しています。
公共下水道等施設平面図
直方市内の下水道等管渠施設の情報を公開しています。