
新生児聴覚検査費用の一部助成が始まりました
新生児聴覚検査とは
新生児聴覚検査とは、生後間もない時期に産科医療機関等で実施している耳の聞こえの検査です。この検査は、お子さんが眠っている間に音をきかせて反応をみるもので、痛みもなくお薬も使用せず、10分ほどで安全に行える検査です。
生まれてくる赤ちゃんの1,000人のうち、1~2人は生まれつき耳がきこえていないことがあると言われています。その場合、早期に発見して早くからコミュニケーションをとる練習をすることが、赤ちゃんの言葉の成長のためにはとても大切です。検査は保護者の同意に基づきますが、生まれてくる赤ちゃんのためにも受けていただくことをお勧めしています。
助成対象者
令和7年4月1日以降に生まれた新生児の保護者で、検査日時点で直方市に住民票がある方
助成対象となる検査
原則、出生後28日未満の新生児の検査で、次のいずれかの方法による
1.自動聴性脳幹反応検査(AABR)
2.聴性脳幹反応検査(ABR)
3.耳音響放射検査(OAE)
※ただし、すでに同一の検査を実施したことがある場合、検査が保険診療の対象となる場合は除外されます。
助成費用
対象者一人につき5,000円を上限とし、実際に検査に要した額と上限額のいずれか低い額
(検査費用が5,000円を超えた場合は、超過分を医療機関へお支払いいただきます)
助成の受け方
1.指定医療機関で検査を受ける場合
母子手帳交付時にお渡しする「直方市新生児聴覚検査受診券」を検査日に提出してください。
(受診券を使用することで助成が受けられます。その後の手続きは不要です。)
※すでに母子手帳を交付されており、令和7年4月1日以降に出産予定の方には受診券を随時お送りしています。
・令和7年4月・5月出産予定の方・・3月下旬に発送
・令和7年6月以降に出産予定の方・・出産予定月の1カ月前までに発送します。届かない方はご連絡ください。
<指定医療機関>R7.7.1時点
指定医療機関名 | 所在地 |
田中産婦人科クリニック | 直方市頓野1027 |
桑原産婦人科医院 | 中間市中間3丁目5-5 |
エンゼル病院 | 北九州市八幡西区友田1丁目11番1号 |
九州バースセンター 姥ケ懐 | 遠賀郡芦屋町大字山鹿852番地77 |
大塚産婦人科クリニック | 北九州市八幡西区千代ヶ崎崎2丁目2-12 |
2.指定医療機関以外で検査を受ける場合(償還払い)※検査日から1年以内に申請してください。
一旦医療機関へ検査費用全額をお支払い後、市役所にて償還払いの申請手続きをしてください。
後日、指定の口座へ助成費用を振り込みます。
償還払いの申請方法
下記の必要書類を揃え、母子保健係窓口(2階24番窓口)で申請してください。
窓口での申請が難しい場合は、お問い合わせください。
<必要書類>
・直方市新生児聴覚検査受診券(未使用のもの)
・母子健康手帳
・聴覚検査の結果がわかるもの
・診療明細書等の検査費用がわかるもの
・保護者名義の通帳(銀行名、口座番号がわかる部分の写しでも可)