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認知症になっても安心して暮らせる社会を

更新日 2024年03月01日

認知症は特別な病気じゃない

認知症は、脳の病気や障がいなど様々な原因により、認知機能が低下し、日常生活に支障が出てくる状態を言います。
認知症を引き起こす最大の原因は「加齢」です。わが国の平均寿命はトップレベル。
自分も家族も地域の人も認知症になる可能性があり、また、関わる可能性がある、「身近」なものなのです。
厚生労働省の推計では、2025年には65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症になると言われています。
誰が認知症であっても、住み慣れたまちで自分らしく暮らせるよう、適切な治療と支援、そして何よりも周りの人の正しい理解と優しい気持ちが大切です。

「加齢によるもの忘れ」と「認知症によるもの忘れ」は異なります

年齢を重ねると、多かれ少なかれ名前が出てこなくなったり物覚えが悪くなったりします。しかし、認知症によるもの忘れの場合は、体験そのものを忘れる、忘れたという自覚がないなどの特徴があります。

早期発見・早期対応が大事

認知症の早期発見・早期対応は、その後の認知症の方の生活を左右する重要なことです。
認知症のように普段の生活に支障をきたすほどではありませんが、記憶などの能力が低下し、正常とも認知症ともいえない状態を「軽度認知障害(MCI)」といいます。
MCIの約半数は5年以内に認知症に移行すると言われています。早い段階で発見し対応できれば認知機能の改善が見られたり、認知症の発症を遅らせる効果もあると言われています。

以下のようなことがあったら、認知症の兆しかも・・・
□同じことを何度も聞く□物をなくしたり、置き忘れる
□慣れた道で迷う□料理や片付け、計算などのミスが多くなった
□好きだったことに興味や関心がなくなった
□イライラや落ち込みなど、情緒が不安定になった

自分のことも家族のことも一人で悩まず、相談してみよう!!

★地域包括支援センター
専門職が配置され、高齢者やそのご家族への幅広い相談支援を行っています。ひとりで悩んで抱え込まず相談して下さい。

認知症の早期診断・早期対応につなげる「認知症初期集中支援チーム」

認知症や認知症の疑いのある人が、独居であったり、家族が受診を勧めても受診する気持ちにならなかったりと、早期診断や対応に結びつかない場合があります。

認知症の診断や適切な医療・介護サービスに結びつける支援を集中的(おおむね6ヵ月)に行う「認知症初期集中支援チーム」が必要に応じて関わります。

直方市地域包括支援センター(市役所健康長寿課高齢者支援係内)TEL0949-25-2391

認知症の人や家族とつながりたい

★ 認知症の人と家族の会直方
介護・医療・福祉の専門職や介護経験者がお待ちしています。
認知症のケアに関わる人同士、顔の見える関係性を作り、日常のケアについて話せる場、相談できる場づくりをしています。
問い合わせ:認知症の人と家族の会直方TEL0949-23-2551
(直方市社会福祉協議会ボランティアルーム内)

認知症についてもっと知りたい

★ 認知症サポーターを広める会
認知症サポーターを広める会では、認知症を正しく理解するための普及啓発活動として「認知症サポーター養成講座」を開催したり、認知症カフェの支援などの活動を行っています。

地域や職域において、「認知症」に関する正しい知識を持つことで、認知症の人やその家族が安心して暮らせる社会づくりに貢献します。5人以上の受講希望者が集まれば、「認知症サポーター養成講座」を受けることができます。






このページの作成担当・お問い合わせ先

健康長寿課 高齢者支援係(地域包括支援センター)

電話:0949-25-2391 FAX:0949-24-7320 このページの内容についてメールで問い合わせする