
大学生が直方市のSDGsの取り組みを視察
8月31日、福岡未来創造プラットフォームが「SDGsを学ぶ現地学習」で直方市を訪れました。
このプラットフォームは福岡都市圏の大学・自治体・産業界で形成され、福岡市を中心とする高等教育の振興と地域社会の活性化を目的に活動しています。
学生募集、地元就職・定着、大学・自治体・産業界交流、地域人材育成、生涯学習の5つのワーキンググループがあり、今回の視察では、地域人材育成のグループへSDGs未来都市選定を受けた本市の取り組みについて、行政課題の解決に取り組んでいる姿を見てもらいました。
視察に訪れたのは、以前よりSDGsに興味があったり、視点を広げたいという思いで参加した、福岡県内3大学の16人の学生達。
講義では、災害時の情報共有プラットフォームの構築や、行政手続きのオンライン化などの市が取り組むDXの推進や、SDGsの取り組みについて担当職員より説明があり、市が進める行政手続きのオンライン申請を体験するなど、自治体の課題解決への取り組みを肌で感じた学生達。
また、産学官連携して実証実験を行っている樋門管理システムと、スマート農業については実際に現地へ足を運び、住み続けられるまちづくりのため、どういった取り組みが行われているかが説明されました。
樋門システムを見学した学生からは「いつから実験を行っているのか」「今後新しく設置する樋門では最初から全自動になるのか」等様々な質問が飛び出し、その役割や取り組みについて熱心に学ぶ姿が印象的でした。
秋吉副市長からは「何かを変えたい、良くしたいという志と、その人たちの努力で今の社会が出来ている。固定概念にとらわれないで、新しい発想力でこれからの社会に貢献してもらいたい」と学生たちにエールが送られました。
今回の気付きが学生の今後の行動に繋がり、これからの時代を切り開いていくきっかけになることを願います。
詳しくは、直方市公式note(外部リンク) もご覧ください。