
市内で6両目 蒸気機関車を熊本から移設
更新日 2020年11月10日
令和2年11月8日、NPO法人汽車倶楽部が蒸気機関車「C12形241号機」の移設作業を同敷地内で行いました。この蒸気機関車は、昭和49年の現役引退まで熊本県の高森線で活躍し、高森町が高森駅前に展示していたものです。駅周辺の再整備に伴い、同町が汽車倶楽部に無償譲渡しました。
C12形241号機の移設により、市内に保存されている蒸気機関車は6両目となります。汽車倶楽部の理事長・江口一紀さんは「高森町から出発するとき、地元の人たちが涙を流しながらお見送りをしていた。その思いを預かった以上は、キレイにして保存していきたい」と話しました。また、「蒸気機関車が6両あるまちは、他にはない。鉄道のまち、直方を知ってもらうきっかけになれば」と期待を込めました。