子どもの発想でまちを明るく 夢プロジェクト2021表彰式(11/22)
令和3年11月22日、直方南小学校で「夢プロジェクト2021」の直方市長賞表彰式が開催されました。直鞍地域の小中学生にモノづくりへの関心や親しみを持ってもらうために、直鞍地域の企業等で構成された「直鞍次世代産業研究会」と「直鞍産業振興センター(ADOX福岡)」が「まち」がよくなるアイデアを募集したものです。毎年行っており、今回は22校から363作品の応募のうち、7つのアイデアが直方市長賞や次世代産業研究会会長賞などに輝きました。
直方市長賞を受賞した小学5年生の仲谷葵音(なかたにまお)さんは、母親の「休日に子どもを預けられる場所があったらいいのに」という声から、学校の空き教室を有効活用する「教室の新しい形」を発案。宿題やスポーツなど学年問わず交流でき、安心して子どもを預けられる場になれば、「ここで働く人も増えて、地域の人たちの役に立つ」と話しました。また、奨励賞を受賞した6年生の吉廣環(よしひろたまき)さんは、お菓子などの包装を食べられるものにして廃棄物削減をめざす「最後まで使える物を使ってね!運動!」を提案。「包装紙をリサイクルするよりも、ごみを出さないようにしてエコで得をするようになればいいと思った」とエコへの思いを話しました。
市長は、「頭の柔らかい若者の発想は、大人に気づきを与えてくれる。これからも学びを続けてもらいたい」と子どもたちの柔軟な発想に期待し、エールを送りました。