児童虐待を防ぐために
児童虐待に関する相談件数は増加しており、大切なこどもの命が奪われる悲しい事件も後を絶ちません。
直方市では平成18年に「要保護児童対策地域協議会」を設置し、児童虐待の防止・早期対応に努めています。
ひとりで悩まずに、安心してご相談ください。
「虐待では?」と思ったら、迷わず通告・相談してください。
児童虐待を受けたこどもだけでなく、児童虐待を受けたと思われるこどもを発見したときも、発見した人は市あるいは児童相談所に通告しなければなりません。
「虐待ではないかもしれない」「恨まれたり、責任を問われるのではないか」と通告をためらってしまいがちですが、通告が遅れるほど、その親子が苦しむ期間が長引きます。また、発見者の通告が誤報であったとしても、罰せられることはありません。
市民の皆さん一人ひとりがこの問題を把握し、地域で日々こども達の様子に気を配ることで、児童虐待を防ぐことができます。
連絡は匿名で行うことも可能です。また、連絡者や連絡内容については、固く秘密が守られます。
発見のポイント
◇ 不自然な傷やあざ、やけどがある。
◇ いつもこどもの泣き叫ぶ声や保護者のどなり声が聞こえる。
◇ 食事や衣類が極端に不適切である。
◇ 性的なことに過度に反応したり、不安を示したりする。
◇ こどもの養育に関して拒否的・無関心である。
◇ 小さいこどもを置いたまま保護者がよく外出している。
◇ こどもがけがや病気になっても医師の診察を受けさせようとしない。
児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」
すぐにお近くの児童相談所に通告・相談ができる全国共通の電話番号です。
通話料は無料です。24時間365日対応しているので、休日・夜間でも通告・相談が可能です。
相談・通告先
(1)福岡県田川児童相談所 「電話番号:0947-42-0499」
月曜日~金曜日 午前8時30分~午後5時15分(年末年始、祝日は休み)
(2)直方市子育て・障がい支援課児童家庭係 「電話番号:0949-25-2133」
月曜日~金曜日 午前8時30分~午後5時(年末年始、祝日は休み)