
汚泥再生処理センター 「クリーンHitzのおがた」稼働(7/27)
令和3年7月27日、直方市汚泥再生処理センターの落成式が行われました。本市の旧し尿処理場は昭和40年から55年以上に渡り稼働を続けたため、老朽化が進み様々な課題を抱えていました。新施設は、処理能力113キロリットル/日、高負荷脱窒素処理方式および高度処理方式を採用し、水質、臭気などの公害防止や周辺環境の保全に万全を期した施設です。また、処理の過程で発生する脱水汚泥は助燃材として生まれ変わっています。外観は、直方の街並みの特徴であった明治大正期の町屋造りを現代風にアレンジした、遠賀川や福智山麓などの景観と調和したものとなっています。
落成にあたり、市長は「市民生活に欠かせない、し尿や浄化槽汚泥の処理の役割をしっかりと果たしてまいります」とあいさつをしました。
また、市では今回初めてネーミングライツパートナーを募集し、施工を手掛けた日立造船株式会社が「クリーンHitzのおがた」と命名しました。
子どもたちの新たな環境学習の場となり、直方の美しい自然環境を未来に引き継いでいく役割を担う施設となることが期待されています。