
家庭科技術検定四冠王取得数で日本一(2/29)
2月29日、筑豊高校(生活デザイン科)の生徒6人が、全国高等学校家庭科技術検定四冠王表彰され、学校別で取得者数「日本一」となったため、表敬訪問を行いました。
全国高等学校家庭科技術検定には、食物調理・被服 和服・被服 洋服・保育の4種類があります。本検定は知識や技術のしっかりした定着を目的としているため、飛び級は出来ません。高校生活の限られたチャンスの中で全26種類の検定を合格するという偉業を成し遂げたものに「四冠王」の称号が与えられます。
大塚市長は「皆さんがこれまで継続して努力したことは社会に出ても活きていきます。これからも頑張ってください」と明日卒業式を控えた高校生達にエールを送った。
同校3年生 仲江ことのさんは「苦手なピアノで2回検定に落ちてしまったのですが、先生や友達の支えがあって全て合格することが出来ました。今は感謝の気持ちでいっぱいです。今後は管理栄養士の資格取得に向けて頑張ります」と意気込みを語りました。
同校3年生 奈良井愛桜(まお)さんは「被服の試験の練習で制限時間内に作り上げることが出来なくて苦しい期間が続いたけど、周りのアドバイスや支えがあって何とか検定に合格することが出来ました。私は卒業後は就職して、四冠王で学んだ分野ではない職種につくことになるのですが、検定に挑戦して学んだことを活かしていきたいです」と高校生活での経験を胸に次のステージでの飛躍を誓いました。