
いち早く緊急自動車が出動するために
119番通報要領
119番通報とは、皆さんがいつ火災に見舞われたり、救急要請が必要となるか分りませんのでいざというときのために正確な119番通報ができるように流れやポイントをわかりやすく説明します。
通報に必要な3つのポイント
1.火事、救急、救助のどれが必要なのか
最初に上記のうちどれが必要なのかがわかれば出動の準備をすることができます。
場所や119通報を行った理由などがわからなければ、あなたのもとに駆け付けることが
できませんので落ち着いて通報してください。
2.場所はどこなのか
住所とその家の名前や付近にある大きな建物などの目標物をお聞きします。また、場所の確認のためにお隣の家の名前や目標となる建物ものをお聞きすることとがあります。
3.現在の状況
誰が(何が)どうなっているのか正確にわかりやすく教えてください。119番通報では様々な状況があり、それに応じて必要な内容をお聞きします。こちらの質問に落ち着いて答えてください。
また、救急安心カードやお薬手帳等をお持ちの方は準備してください。
救急車要請の例
指令室 | 119直方消防です。火事ですか?救急ですか? |
通報者 | 救急車の要請です。 |
指令室 | 住所を教えてください。 |
通報者 | 直方市○○町△△番□□号の××の家です。 |
指令室 | どうされました? |
通報者 | 父が突然倒れました。 |
指令室 | わかりました。最後にお名前と電話番号を教えてください。 |
通報者 | ○○といいます。電話番号は○○-○○○○です。 |
その他、その時の状況や、持病、かかりつけの病院等をお聞きすることがありますので、わかる範囲教
えてください。
上記表のような流れで内容をお聞きしますので、落ち着いて答えてください。また、大量出血や骨折、心肺停止等が疑われる場合は、止血や固定、心肺蘇生法など、救急隊が到着するまでにできる処置を口頭でお伝えすることがあります。可能な範囲でかまいませんので協力していただけると、患者さんの状態回復や重症化を防ぐことができますのでご協力お願いします。