
第一交通産業株式会社 代表取締役創業者会長を訪問
更新日 2019年10月07日
令和元年9月27日、第一交通産業株式会社の代表取締役創業者会長である黒土始(くろつちはじめ)さんを市長が訪問しました。黒土さんは、昭和35年にタクシー5台でタクシー事業に参入。業界でも後発でしたが「すぐに駆けつけ、安心して乗れるタクシー」を目指し、当時はまだ普及していなかったタクシー無線を積極的に導入しました。また雨の日は、傘を手にお客様を迎えるなど利用者目線のサービスで評判を呼び、平成13年にはタクシーの保有台数が4600台を超えて日本一となりました。
97歳になった現在も「努力は天才に勝る」との信念で現役を貫き、経営のかじ取りを担っています。また黒土さんは、福岡県へ義援金として1億円、福岡県交通安全協会に5000万円を寄付するなど社会への恩返しにも取り組み、社会に貢献する企業体として発展を続けています。市長は「黒土さんの生涯現役の姿に心を動かされました」と話しました。