
後期高齢者医療傷病手当金の支給
給与等の支払いを受けている後期高齢者医療の被保険者が新型コロナウイルスに感染または発熱等の症状があり当該感染症の感染が疑われる場合において、労務に服することができず、給与の全部または一部を受けることができなくなった場合において、傷病手当金を支給します。
1 対象者
次の条件をすべて満たす人
- 福岡県後期高齢者医療制度に加入している被用者(給与の支払いを受けている人)
- 新型コロナウイルス感染症に感染した、または発熱等の症状があり感染が疑われることにより、療養のため労務に服することができなくなった人
- 労務に服することができない間、給与の全部、または一部を受けることができない人
「感染」または「感染が疑われる」場合の例
・新型コロナウイルスの感染者(自覚症状がない場合も含む)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
・重症化しやすい人(※)で発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合
※高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)等の基礎疾患がある人や透析を受けている人、
免疫抑制剤や抗がん剤を用いている人
・上記以外の方で、発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合
2 支給対象期間
労務に服することができなくなった日から起算して3日を経過した日から、労務に服することができない期間のうち、就労を予定していた日
3 支給額
( 直近の継続した3ヶ月間の給与収入の合計額 ÷ その間の勤務日数 )× 2/3 × 勤務を予定していた日数
給与等の全部または一部を受け取ることができる場合は、支給額が調整されたり、支給されない場合があります。
また、1日あたりの支給額には限度があります。
4 適用期間
令和2年1月1日から令和3年6月30日の間で、療養のため勤務することができない期間
入院等が継続する場合は最長1年6月まで
5 申請に必要なもの
- 福岡県後期高齢者医療被保険者証
- 被保険者本人の印鑑(みとめ印可)
- 被保険者本人名義の通帳(代理人が受け取る場合は、代理人の通帳・印鑑)
- 後期高齢者医療傷病手当金支給申請書(被保険者記入用・事業主記入用・医療機関記入用)
傷病手当金支給申請書 (329KB; PDFファイル)
傷病手当金支給申請書(記入例) (998KB; PDFファイル)
医療機関を受診しなかった場合は、支給申請書のうち「医療機関記入用」は不要ですが、「被保険者記入用」の事業主記入欄に事業主の証明が必要です