水道Q&A

更新日 2018年03月08日

Q1 特に朝など、水道の出し始めに赤濁水が出る

Q2 水道から赤水濁水が長時間出る

Q3 コップにくんだ水やお湯を出したときに、水道水が白っぼく濁ることがあるがしばらくすると消える

Q4 洗面器・浴槽が青色になる

Q5 浴室のタイル、水垢、便器の内側などが桃色になる

Q6 お茶の飲み残しが紫色になる

Q7 フキンが紫や赤、黒色に変色する

Q8 アルミ製の「やかん」が黒色になる

Q9 ほ乳瓶の乳首が黒くなる

Q10 水切りカゴ、風呂のタイルなどが黒色になる

Q11 給水栓から白い水が出る

Q12 底の青いプールの水が緑色に見える


Q1 特に朝など、水道の出し始めに赤濁水が出る

   

原 因

(1)給配水管内部の露出した鉄面が錆び、それが水の滞留や水圧、水流変化により水道水中に剥離するため、水に赤い色がつきます。

特に残留塩素のない水では錆びた鉄が溶出しやすく、赤い色がつきやすくなります。

(2)質問のように短時間で赤水が解消する場合は、宅内給水管に原因のある場合が多いと考えられます。

(3)新築での赤水は継手部分の錆びによって発生することがよくあります。

対 策

(1)赤い水が出たときには飲用しないでください。

(2)短時間で解消する赤水は、しばらく水を流しきれいになってから飲用してください。

(3)短時間で解消する赤水は宅内配管を塩化ビニルライニング管などに交換することも有効です。ただし十分調査の上で実施する必要があります。

(4)新たに給水管を布設するときには、管端防触継手で施行すると効果があります。

安全性

(1)鉄は人体にとって一日に10~20mg程度必要な成分です。しかし、高い濃度の水を大量に飲用した場合は「吐き気」を催すこともありますが、人体への吸収は少なく心配はありません。

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Q2 水道から赤水濁水が長時間出る

原 因

(1)赤水が長時間続く場合には配水管系統に原因のあることが多いようです。

(2)断水、工事などで水の滞留や水圧、水流変化などが起こり、水道水中に剥離した「錆び」などが原因で起こることがあります。特に残留塩素のない水では錆びた鉄が溶出しやすく、赤い色がつきやすくなります。

 

対 策

(1)原因がわからず長時間続く場合には、最寄りの水道関係機関に連絡してください。

(2)配水管が原因の場合には、短期的には配水管網の洗浄・排水作業で対応します。また、長期的には配水管の更生工事や敷設替えなどの対策も必要になります。

 

安全性

(1)鉄は人体にとって一日に10~20mg程度必要な成分です。しかし、高い濃度の水を大量に飲用した場合は「吐き気」を催すこともありますが、人体への吸収は少なく心配はありません。

※参考

(1)このような現象は苦情の発生した周辺一帯で起こることが多いため、その調査も必要です。


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Q3 コップにくんだ水やお湯を出したときに、水道水が白っぼく濁ることがあるがしばらくすると消える

原 因

(1)水道管の水は送水するため圧力がかけられています。そのため、何らかの原因で送水管の中に空気が混入すると空気は水中にとけ込みます。その後、蛇口で常圧に戻ると空気は再び気泡となり白濁します。

(2)お湯は水よりも空気を溶かす量が少ないため、空気は気泡になりやすく白っぼく見えることが多いようです。

 

対 策

(1)容器に汲んだ水は、しばらくすると下から透明になってきます。

(2)お湯の場合も同じです。

 

安全性

(1)しばらくして水が透明になるのは、空気によるものなので心配はありません。

※参考

(1)放置しても消えない場合は、亜鉛などが原因で白濁することもありますので水質検査が必要です。


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Q4 洗面器・浴槽が青色になる

原 因

(1)給水管、給湯管、湯沸器、風呂釜などに使用されている銅管からは微量の銅が溶けだします。この銅は石けんに含まれる脂肪酸と反応し青色の「銅石けん」を作ります。この「銅石けん」は浴槽に付着して水が青く見える場合があります。

(2)アイボリー系のカラー浴槽の場合など、水による光の散乱や吸収により青く見える場合があります。

(3)水に銅が多量に省まれていると青く見える場合があります。

 

対 策

(1)浴槽や用具は洗浄が不十分だと湯垢などがたまりやすく「銅石けん」が付著して青く着魯しやすくなります。着色を防ぐには洗浄を十分行うことが必要です。

(2)約1mg/l以上の銅の溶出があった場合には、水そのものが青く見えることがあります。しかし、実際にはこのような高濃度の銅の溶出はほとんどありません。


安全性

(1)銅は人体にとって一日に2~5mg程度必要な成分です。食物から一日に2~3mg程度摂取していますが微量濃度では健康への影響はありません。


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Q5 浴室のタイル、水垢、便器の内側などが桃色になる

原 因

(1)現在、赤色や桃色の色素を生産する微生物は、霊菌、酵母類、メチロバクテリウムなどが確認されています。タイル、水垢、便器などにこれらの菌が付着して繁殖すると桃色に着色する場合があります。この現象は特に新築の家で多く見られます。

対 策

(1)浴槽、浴室用具、タイル、便器を十分水洗いしてください。それでも取れないときは熱湯や殺菌剤(漂白剤)で洗ってください。

(2)浴室やトイレなどの湿気の多い場所の手入れを頻繁にし、換気を十分に行い、できるだけ乾燥させてください。

 

安全性

(1)原因は空気申の細菌などによるためです。このような場合、水道水質は問題ありません。

(2)霊菌などは病原菌ではありません。しかし、他の雑菌も繁殖している可能性がありますので除去するようにしてください。

※参考

 漂白剤の使用については浄化槽を設置しているところでは注意が必要です。濃度の高い漂白剤、あるいは濃度は低くても多量の漂白剤が浄化槽に流入すると、浄化槽内にいる有用な細菌を死滅させ浄化槽の機能を損なうことがあります。

 

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Q6 お茶の飲み残しが紫色になる

原 因

(1)湯欽みにお茶の欽み残しをそのままにしておくと、紫色に着色することがあります。この着色の原因は、お茶、コーヒー、紅茶などの成分であるタンニンと水道水中に含まれる鉄分が反応して紫色のタンニン鉄を作ったためです。
また、お茶の飲み残しには細菌やカビが繁殖し色をつけることもあります。

対 策

(1)タンニン鉄は有毒ではありません。しかし、お茶の飲み残しには細菌やカビなどが繁殖している可能性もありますので着色したものは飲用しないで下さい。

(2)着色した水の入っていた容器は良く洗ってから使用してください。


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Q7 フキンが紫や赤、黒色に変色する

原 因

(1)湿気を帯びた洗いの不十分なフキンは雑菌の繁殖しやすい状態になっています。紫色などに変色するのは空気中にいる多くの雑菌 (細菌やカビなど)が、このようなフキンに付着し繁殖したためです。

対 策

(1)雑菌で着色したフキンは、そのまま使用せず台所用漂白剤などで漂白・殺菌し、よく洗ってから使用して下さい。

(2)使用後のフキンはよく洗った後、日光消毒や十分に乾燥させることをお勧めします。

(3)特に高温多湿の場所や梅雨の時期は、フキンなど乾きにくいため雑菌の繁殖しやすい環境となっていますので注意しましょう。


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Q8 アルミ製の「やかん」が黒色になる

原 因

(1)アルミは腐食しやすいため、メーカーでは製造時にアルマイト処理で表面にアルミの被膜を作り腐食を防いでいます。この被膜は非常に薄いため、たわしなどでの洗浄、煮沸の繰返しなどで剥がれる場合があります。剥がれた場合、露出したアルミは銅イオンや残留塩素によって腐食されやすく、銅によって腐食された部分は黒くなります。

対 策

(1)アルマイト被膜は非常に剥がれやすいため、アルミ製品を洗浄する際には傷をつけないよう、なるべく磨き粉やたわしなどを使用せずに洗いましょう。

(2)湯沸かし器のお湯は銅が溶出している場合もありますので「やかん」には入れない方がよいでしょう。


安全性

(1)銅は人体にとって一日に2~5mg程度必要な成分です。食物から一日に2~3mg程度摂取していますが、微量濃度では健康への影響はありません。

※参考

(1)アルミ容器の内面についたスケールはアルミの溶出を防止する働きもあります。異常がなければそのまま使用しても差し支えありません。


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Q9 ほ乳瓶の乳首が黒くなる

原 因

(!)湯沸かし器などの給水系配管から銅が溶け出し、乳首のゴムに含まれている硫黄分と反応して黒い硫化銅を生成した可能性があります。また、カビや細菌などの繁殖によって黒変する場合も考えられます。


対 策

(1)カビや細菌によるときは、乳首を約5分間煮沸消毒してください。それでも取れないときは硫化銅によるゴムの変色と思われます。害はありませんが乳児用のものですから新しい物と交換することをおすすめします。


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Q10 水切りカゴ、風呂のタイルなどが黒色になる

原 因

(1)水切りカゴや浴室などは乾燥しにくく、水滴が残りがちです。
こうした所に空気中の細菌やカビなどが付着して繁殖し、黒色の付着物となることがあります。

 

対 策

(1)洗剤でよく洗い、取れないときは漂白剤を使用して下さい。こうした現象が頻繁に起きる容器や浴室は、洗った後よく乾燥するようにして下さい。

※参考

漂白剤の使用については浄化槽を設置しているところでは注意が必要です。濃度の高い漂白剤、あるいは濃度は低くても多量の漂白剤が浄化槽に流入すると、浄化槽内にいる有用な細菌を死滅させ、浄化槽の機能を損なうことがあります。

 

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Q11 給水栓から白い水が出る(煮沸すると水が白くなる)

原 因

(1)給水管などに亜鉛メッキ鋼管を使用している場合は、亜鉛が水道水中に溶け出して白い水の出ることがあります。また、水道水を煮沸した場合に、亜鉛分で水道水が白くなることもあります。

 

対 策

(1)この現象は給水管内に水が長時間にわたって滞留した場合に発生しやすいようです。特に朝一番に水を使用した場合に見られることがあるので、その場合はしばらく水道水を流してから使用してくだざい。

(2)白い水が長期間にわたって続く場合には、給水管の敷設替えなどが必要になります。

安金性

(1)亜鉛は人体に必要な成分の一つです。過剰に摂取した場合は体外に排出されるため、多量の亜鉛を摂取しなければ健康への影響はありません。

※参考

(1)亜鉛メッキ鋼管の亜鉛分の溶出により管内に鉄面が露出すると、今度は鉄錆による赤水が発生しやすくなります。

 

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Q12 底の青いプールの水が緑色に見える

原 因

(1)プールの水に鉄分が多く含まれていると、鉄分の黄色とプールの青色により緑色に見えることがあります。

(2)プールの水の残留塩素がなくなると水中に藻類が繁殖して緑色に見えることもあります。

 

対 策

(1)プールへの送水は期間が限られていますので、入れ始めに鉄錆による'赤水の出ることがありますから注意が必要です。

(2)プールの水の残留塩素が消えると藻類の繁殖と同時に細菌類も繁殖する可能性もあります。藻類と細菌類の繁殖を防止するためには残留塩素を維持するように塩素剤を添加してください。

安全性

(1)鉄は人体にとって一日に10~20mg程度必要な成分です。しかし、高い濃度の水を大量に飲用した場合は「吐き気」を催すこともありますが、人体への吸収は少なく心配はありません。

(2)残留塩素がなくなると雑菌奪の繁殖も考えちれますので注意が必要です。

※参考

(1)残留塩素は細菌類や藻類の発生をある程度防止することができます。

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このページの作成担当・お問い合わせ先

水道施設課 浄水係

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